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鳥インフルエンザのリスクを回避するために
2006年6月2日更新
目次:
H5N1型鳥インフルエンザとは?
人が感染するインフルエンザとは?
感染した人から他の人への感染について
一般的なインフルエンザの種類
インフルエンザはどのように伝播するのでしょうか?
ウイルスはどのように人に感染するタイプに変異するのでしょうか?
一般的な対処方法について
感染のリスクを最小限にするために個人ができること
H5N1型鳥インフルエンザとは?
- 鳥インフルエンザは、主に鳥から鳥へ感染するウイルスで、もともと人のインフルエンザウイルスとは別のA型インフルエンザウイルスの感染症です。
- 一般的に低病原性ですが、鳥の群れの中で伝播している間に高病原性のウイルスに変異することがあります。
- 限られたケースですが、鳥から人に感染することが確認されています。人が鳥インフルエンザに感染すると、急性の重い呼吸器系統の疾患をおこし、死亡率が高くなります。2003年以降、2005年11月29日現在で、東南アジアでは133件の発症のうち、死亡率は51%となっています。
- 今のところ、鳥インフルエンザの人から人への感染は認められていません。しかし、インフルエンザウイルスが突然変異を起こし、人の間で感染するウイルスになることがあります。鳥インフルエンザH5N1型が、香港かぜ(1968年)やスペインかぜ(1918年)のようなパンデミック(世界的流行)を引き起こす危険性があると言われています。
人が感染するインフルエンザとは?
- 人が感染するインフルエンザは、呼吸器系の感染症をきっかけに、特に免疫の低下した人や、高齢者に対して発熱や呼吸器系の合併症を引き起こすことがあります。
- 人から人に感染しますが、一般的には病原性の高いものではありません。
- 毎年、流行が予想されるインフルエンザに合わせたワクチンがつくられています。
感染した人から他の人への感染について
- 感染後の潜伏期間を考えると、症状があらわれる1日前に感染したことが考えられます。
- 症状が最初に出てから7日目までは、他の人に感染する可能性があります。
- インフルエンザは発病後最初の3日間が最も他の人に感染します。
一般的なインフルエンザの種類
- インフルエンザはインフルエンザウイルスによって起こる呼吸器系の感染症で、A型、B型とC型の3種類があります。インフルエンザは普通のかぜとは違い、感染すると、一般的なかぜ症状以外に、38度以上の熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状をともない、さらに気管支炎、肺炎を併発し、重症化するため注意が必要です。
- A型インフルエンザは、突然変異で様々な亜種が突然発生することがありますが、現在主要なものは2種類(H1N1:ソ連型、H3N2:香港かぜ)が存在します。
- B型インフルエンザは3種類存在します。
- C型インフルエンザは、軽い呼吸器系の疾病をおこす程度で、流行的な広がりはみせません。
インフルエンザはどのように伝播するのでしょうか?
- 接触による感染は、感染した人に触れる(直接感染)、感染した人が触れたものに触れる(間接感染)などにより起こります。
- 飛沫感染は、くしゃみ、咳、会話などで発生する大きな飛沫により起こり、通常90センチkら120センチの距離で感染します。
- 空気感染は、小さい飛沫核が広がって起こるもので、広い範囲で感染します。
ウイルスはどのように人に感染するタイプに変異するのでしょうか?
- 生存競争の原理によって自然に突然変異が起こります。ウイルスの遺伝子は単純なので、人や動物の体内でも変異が起こりやすいのです。
一般的な対処方法について
- 医療による方法では、ワクチンの接種、抗ウイルス剤の投与(発病後2日以内に開始し、5日間の投与が必要。アマンタジン、リマンタジン、ザナミビル、オセルタミビル)
- 一般的な方法では、衣類、リネンの洗濯、除菌を含めた個人の衛生管理、殺菌剤入りハンドソープを用いた手指の洗浄殺菌、アルコールによる手指の消毒、医療用マスクの着用、ドアノブ、テーブル、調理器具、食器など環境表面の洗浄除菌
感染のリスクを最小限にするために個人ができること
- 感染者との接触を避ける
- 具合が悪いときは外出をしない
- 頻繁に手洗いを行う
- 手で目、鼻、口をさわらない
- くしゃみや咳をするときには、口や鼻を覆う
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